とりあえず
前回の記事の画像でのレンダリング速度比較です。
当方の環境はMac版、バージョンは日本版2018.0です。(私は英語メニューで使ってるので、機能の名前表記は英語名称です)
解像度は2000x1350pixでアンチエイリアシングのサンプルはAdaptive Sampling(以下AS)ありでmin1〜max9、なしの場合min9固定です。
LW2015 8m34s(ASあり)/ 10m49s(ASなし)
LW2018 8m6s(ASあり)/ 6m6s(ASなし)
LW2018ではレンダラーの変更に伴いノードシステムが完全に変更になってフリープラグインDPkitのノードが使えなくなったため、標準機能+代替えプラグインで近い絵柄になるように調整したもので比較しています。
マテリアルは全てスタンダードシェーダーで、GIは使っていません。
本家の掲示板でスタンダードシェーダーだと2015より遅くなるみたいに書いていたので心配したのですが、ちゃんと速くなってました。
しかも、計算を端折ってレンダリングスピードを上げる機能であるはずのAdaptive SamplingはLW2018では切った方が速かったです。
何個かのシーンで試しましたが同様でしたので、少なくともうちの環境では2018.0はASは切った方が速いようです。
(18/02/05追記:背景に何も無い場合は、やはりAS入れたほうが速かったです。)
本国ではすでに2018.0.1が出ていて、レンダリング速度やVPRのレスポンスなどが改良されているようですが、ともかくレンダリング速度としては改善されていると言って良いですね。
過去のモデルからは質感設定をやり直しなので少々大変ですが、新規でつくるなら問題ないですし、質感周りは綺麗に整理されてて気持ち良いと感じました。
またこの辺は後日にでも書ければと思います。
posted by htmmovie at 14:28|
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