2018年03月04日

Lightwave2018.0.2

本国でLightwave2018.0.2が出てます。
アップデートリストを見るとかなり多くのバグフィックスが行われております。

レンダラーがまるまる変わって新機能もどっさり入っている割には、初回バージョンのバグも(LWにしては)少なかったのですが、バグフィックスが結構早いサイクルで行われているのは頼もしいです。
2018から、ヘルプメニューで直接バグレポートやフィーチャーリクエストが行えるようになったのも本気が感じられますので、今後は結構期待してもいいのかなと思ったりしております。
またユーザーが増えてほしいなぁ。(^^)
PBRレンダリングのクオリティも高いので、また時間を作って、いろいろ作ってみたいな。

あと、3rd Powesさんの強力プラグインLW Brushがアップデートされて、多くのツールでShift押しでスムーズが使えるようになり、よりZBrush的な使い勝手になりました。
もう、キャラモデルやるのにこのプラグインは必須ですわ〜。(あとWeightPaintToolも)
タグ:Lightwave LW2018
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2018年02月03日

Lightwave2018 Lambertによるセル調表現(続報)

フリープラグインのdb&w ToolsのSingle Light Lambertが2018.0.3にアップデートされ、Lightwave2018の新しいシェーディングシステムに完全対応しました!
db&wのMichaelさんがLW開発のAnttiさんと協力してずいぶん大変なコーディングをしてくださったようです。(前のバージョンで1行だったコードが350行になっちゃったそうです)
ダウンロードはこちらから
http://www.db-w.com/

今回のバージョンで、LW2018でLambertノードで質感をセル調にすることはもちろん、カスタムバッファにSingle Light Lambertを入力することで、LW2018で廃止されたDiffuse Shadingバッファを出せるようになりました!
以前との違いとしては、ライトが1つ限定(Single Lightなので)ですが、通常のセル表現なら問題ない(少なくとも私の用途では)ですね。

さらにLW2018ではFiberFXの質感がサーフェイスエディタに統合されたことにより、FiberのDiffuse Shadingまでバッファに出せます!
dbw180202.jpg

LW2018のカスタムバッファではメモリーの許す限りマスクを作れますので、これでLWから出したRawRGBとDiffuse Shadingとマスクを組み合わせて、AfterEffectsによって、肌や服など個別にシェーディングや色調整を行うパイプラインが確立できるでしょう。
『ねむれ思い子 空のしとねに』を作ってる時からず〜っと望んでた環境がようやく現実に。(^^)

Michaelさん、Anttiさんありがとう!(^_^)/

ただし、処理的に増えた加減で、この前やった速度テストより少しレンダリング時間は増えて、11m40sになりました。(FiberFX無しバージョン)
まぁ仕様変更に伴ってライトなど諸々調整してますので、ケースバイケースだとは思います。
タグ:Lightwave LW2018
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2018年02月01日

LW2018 PBRレンダリング

Lightwave2018に搭載されたレンダラーにより、ようやく3D-CoatのPBRテクスチャが再現できるようになりました。

18020101.jpg

テクスチャ設定されたLWO3を直で書き出せるようになったら最高なんですが、そんな高望みはいたしませんわ、神様。
タグ:Lightwave LW2018
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LW2018 アニメーテッド スカルプト

ずっと欲しかったLayoutでのデフォメーション機能がもうすぐ搭載されるらしいです。

Chrono Sculptが内蔵される感じですね。
関節の変形調整など、アニメーション作りがメチャメチャ楽になりそうです。
標準機能なのか、有料プラグインなのかわかりませんが、楽しみです。
タグ:Lightwave LW2018
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2018年01月31日

Lightwave2018 Lambertによるセル調表現

前回フリープラグインのdb&w ToolsのSingle Light Lambertが落ちるようになったと書きましたが、プラグインデベロッパーさんにご連絡した所、速攻で直してくださいました!
フリープラグインなのになんてご親切な!(T_T)
ということで改めてこのプラグインを使ってLW2015までの私のシェーディングを再現したノードをご紹介します。

18013101.jpg

シェーディングの具合をグラディエントノードで調整して肌色の陰影を調整しているだけです。
陰影をカラーだけで表現するために、自己発光を100%、拡散を0%にしておりますので、GIをオンにすると光ってる扱いで他のものを照らしてしまいます。
基本的にGIを切った状態で使うことを想定してますが、ライト設定とかラジオシティ無効とかのチェックで対応できるかもしれません。(でもパストレースはラジオシティではないですよね??この辺詳しくないので色々試してみてください…)

これで当面今までの絵柄をLW2018で作れます。
それにしても、インストールしてしばらくはクラッシュしなかったのは謎です…

プラグインの入手は下記からどうぞ。
http://www.db-w.com/
有料プラグインもいろいろありますよ。

追記:Single Light Lambertをカスタムバッファに直結すればDiffuse Shading画像が取れるかと思ったのですが、真っ黒になってしまいます。
開発者さんによると、現在LW2018に正式にシェーディングシステムへのアクセスが提供されておらず、古いシェーディングシステムを見つけ出して実現している機能だそうで、バッファには出力できないようです。
引き続き方法を探しておられるそうなので、できるようになればいいなぁと期待いたします。
(18/2/3追記:db&w Tools2018.0.3にて新しいシェーディングシステムにフル対応いたしました!
タグ:Lightwave LW2018
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