2017年07月21日

Lightwaveでの樹木の作成

大変ご無沙汰いたしております。

なんやかんや日々頑張っておりますが、文章を作るのが極端に不得意な私ですので、すっかり投稿が滞っておりました。
さて、あまりに新Lightwaveに焦らされる日々で、Lightwaverの皆さまもお寂しいと思いますので、ここらでTipsでも投稿しておきます。

今回はLightwaveで、インスタンスを使用した木の作り方です。
木以外にもインスタンス配置したものをlwoにしたい時にお役に立ちますれば。
ただ、私は英語メニューで使ってるので、コマンド表記は英語で書いてます。
マニュアルで検索すれば日本語コマンド名もわかると思うので、お手数ですが調べてくださいませ。


まず木の幹を準備します。
今回はフリープラグインのDP Verdureで作りました。
http://dpont.pagesperso-orange.fr/plugins/Verdure/DP_Verdure.html

kuris17072101.jpg
ただこれ、Mac版がないので、わざわざParallelsのWindowsを起動してこれだけ作りました。

枝葉のオブジェクトを用意します。
kuris17072102.jpg
まずはこんな感じの板に枝葉をマッピングした素材を配置してみます。
枝の付け根が原点になっています。

DP Verdureで作った幹には、枝先に向かって値が増えていくWeightが自動で作られています。
kuris17072103.jpg

レイアウトに読み込んだ幹にインスタンスジェネレーターで先ほどの枝ポリゴンをこのWeight値を使って配置します。
ウエイト指定はノードでこんな感じ。
kuris17072104.jpg
グラディエントで調整したものをWeightにつなぎ、葉っぱの配置具合(黒いところ・幹側には配置しない)を調整します。
同じWeightを任意の定数から引き算してScaleに入力、枝の先ほど枝葉を小さくします。(定数は元の枝葉ポリゴンのサイズによりますので調整してください)
たぶんこっちもグラディエントで制御可能です。

できたのがこんな感じ。
kuris17072105.jpg
それでは、この枝葉をオブジェクトとして固定します。

Layoutで枝葉ポリゴンを選択し、Clone > Python Bake Instanceします。
ずらっとオブジェクトとしてコピーされました。
kuris17072106.jpg
ここからの作業は大変重くなりますので広い心で対応してください。


ネット情報では、このシーンをFBXでセーブしてModelerで読み込む方法を見つけたのですが、FBXを介すると透明度情報が消えたりして大変面倒ですので、別の方法を。
まずこのシーンをセーブします。
ModelerにDStormプラグインの「Load Object From Scene」というのがあるので、Edit Menu Layoutで検索するなどしてメニューに追加します。(覚えてないんですが、確かデフォルトではメニューになかったよね?)
普通は元からインストールされていると思いますが、ない人がいたら、これ↓です。
http://www.dstorm.co.jp/dsproducts/FreePlugins/Modeler/Load_Objects_From_Scene.html

Load Object From Sceneコマンドで先ほどのシーンファイルを開きます。
すると、枝オブジェクトがずらっとレイヤーに読み込まれます。
透明度とかももちろんそのままです。

なぜか全部のレイヤーが表示になっていないので、レイヤーパレットの下記画像部分をクリックして全部選択します。
kuris17072107.jpg

Layerタブ > Layer Utilities > Flatten Sel Layerを押して一つのレイヤーにまとめます。
一つのレイヤーにまとまります。
なぜか一番上のレイヤーでなくどっかにあったりするので、カットペーストで一番上にします。

はい出来上がりです。


この方法の利点として、同じ枝ぶりでポリゴンレベルを変えた物を後で作れるというのがあります。
先ほどの枝ポリゴンと同じ形状のハイポリ形状を用意して、最初のシーンのインスタンスを置き換えるだけで、全く同じ枝ぶりのハイポリバージョンを作れます。
kuris17072108.jpg

それぞれの見た目とポリゴン数はこんな感じ。
kuris17072109.jpg

近景遠景用に色々できると思うので、おためしください。

タグ:Lightwave
posted by htmmovie at 11:59| Comment(0) | CG

2017年03月14日

MD Multi Bakerの書き出しに失敗する時

CGの話ばかりですみません。
だって、仕事も趣味も制作もすべてCG。毎日CGばっかりやってるんですもの!

というわけで最近、LightwaveからMarvelous DesignerへのやりとりでMD Multi Bakerをよく使うようになったのですが、サブパッチのかかったキャラクターを書き出す時にBake ModeをCage Onlyでサブディビジョン無しで書き出すのは問題ないのですが、Subdivision Onlyでサブディビジョン後のMDDを書き出そうとすると「Can't save object "~.obj"」とエラーが出て書き出せない状態に遭遇しました。
バグかと思って色々調べたのですが、どうやらモデル形状にサブパッチのかかっていないポリゴンが混在していると、ObjでもLwoでもモデル書き出し時にエラーが出るようです。
サブパッチのかからない多角形ポリゴンを消去して、すべてサブパッチをかけてやることで正常に書き出しできました。

お困りの方の参考になりましたら。

画像は先日とある講義用にサクっと作った映像より。制服はMarvelous Designerです。(あ、髪の毛めり込んでる…)
17031401.jpg
タグ:Lightwave
posted by htmmovie at 12:09| Comment(0) | CG

2017年03月10日

LW2017(?)のセルシェーディング

年が明けてから全然音沙汰がなく、Lightwaveユーザーの間にも不安な空気が漂っていた昨今ですが、Lightwaveブログが更新されておりました。
https://blog.lightwave3d.com/2017/02/cel-shading-features/
正直、長らくCGをやってきて、色々なソフトが資金繰りやらゴタゴタやら販売戦略で消えていくのを何度も目にしている私ですので、少しだけ「まさか」という気持ちもありましたので、ブログの更新にホッとしております。(^^)

今回のネタはセルシェーディングの強化ですが、OpenGLでシェーディングを正確に確認できたり、輪郭線の精度がアップしたりとかなり色々と良くなっている模様です。
個人的には輪郭線の精度で苦労することも多かったので、これは楽しみ。
あと、輪郭線の太さをグローバルパラメーターで一括で制御できるみたいで、これも大変助かる機能です。
サーフェイスエディタのインターフェイスも大分変わるみたいです。
いやぁ、グラディエントエディタが横向きになると、なんかモダンだねぇ。(^^)

今回はメッシュシステムの載せ替えやPBR対応など、かなり大幅なアップデートになる予定ですが、セルシェーディングまで強化ということで、ちょっとてんこ盛り過ぎません?という感じですね。
まだ発売時期は明らかになっておりませんが、早く使ってみたいです。(でもバグはしっかりつぶしてね!)
タグ:Lightwave
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2017年02月02日

3rd Powersさんプラグイン

DStormさまにて、3rd Powersプラグインのバンドルキャンペーン開催中。
http://www.dstorm.co.jp/dsproducts/campaign/lightwave/#3rdpowers

3rd Powersさんのプラグインは、キャラクターつくる上で必須のツールばかりですが、中でもLW BrushとWeight Paint Toolは、劇的に作業効率を向上させてくれます。というか、これなしの作業はもう考えられません。
顔の編集など、ほとんどLW BrushのGrabとSmoothしか使わないぐらい助けられてます。

あと、先日出た3D Stickerですが、私の場合、短冊髪の配置がめっちゃ便利になって助かってます。

やり方は、キャラクターの頭に球やサブパッチメッシュで髪の形のガイドオブジェクトを作り、半透明にしておきます。
背景レイヤーの原点に平たい髪の毛のベースオブジェクトを置き、あとは3D Stickerでペタペタ髪の毛を乗せていくだけ。
002.jpg
今まで一枚一枚頂点を調整して作ってたんですが、めちゃくちゃ時間短縮できます。
ボーンやスプラインなんかは無視されるんですが、これらも配置できた方が便利かも。要望出そうかな。

3rd Powersさんのプラグインは、挙動が思い通りの上に動作も安定しているので、オススメです。
ステマみたいですが、何ももらってませんよ〜(^^)
というかむしろLWモデラー標準のドラッグネットで左右対称がすぐ崩れたり、あまりにもアナクロなウェイト編集で挫折する人を少しでも減らしたい一心です…

キャンペーンは3/6まで(LWごと新規購入のみですが)。
同時にLW CADのキャンペーンもやってるんですね。まだV4なので、あげとくかなぁ…
タグ:Lightwave
posted by htmmovie at 13:12| Comment(0) | CG

2017年01月22日

新年のご挨拶

新年のご挨拶を忘れておりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年に一回ぐらいしか作らないCGです。
illust12_17012201.jpg

平安時代の京都にはこんなに瓦の建物ないよ、とか、セルシスの素材使わせてもらった五重塔がどう見ても法隆寺だよとか、五条大橋からこの角度で大文字見えないよとか、そんな細かいことは気にせずご覧ください。

同じキャラの別ポーズ
illust12_17012202.jpg

実は年末にMarvelous Designerを買いまして、今回は衣装をそちらで作ってみました。
illust12_17012203.jpg
着物作るの楽しい〜
でも和服は割と直線ばっかりだからいいけど、洋服はパターンの知識がないと難しそうです。

あと、平安独特の重ね着は、シミュレーションで布同士が干渉してぐちゃぐちゃになりがちですので、制作上は色々なところを縫い合わせて作り、最後の最後に縫い目を外してシミュレーションするなどの技が必要です。
illust12_17012204.jpg

得手不得手はありますが、こういった文様がある衣装はあとでペイントするのが大変なので、すごく便利ですね。

ちなみにLightwaveからの人体(アバター)とアニメーションのやり取りは「MD Multi Baker」で書き出したものをObjを読み込んだ後「MDD Cache (standerd)」でアニメーションを割り当てれば何の問題もなくすんなり読めます。(逆にマベからLWも、MDDに出してMD Readerですんなり読めます)
ボーンウェイトをウェイトのみでちゃんと作ってあるモデルであればFBXでもちゃんとやり取りできますが、読み込みなどに結構時間がかかるので、MDDの方が圧倒的に楽だと思います。(ボーンウェイトのことも考えなくていいし)
いろいろ役立ちそうなので、また変態的な使い方などを編み出したらご報告いたします。

(17/02/07追記)Marvelous DesignerのMac版は現時点ではSierraのに対応しておりません。
※2.5.92にて対応したそうです
また、El capitanでも、環境設定などが保存されず、起動のたびに約款の許諾が必要で、ビューコントロールなどの設定もリセットされてしまいます。(ただし、言語設定は覚えているようです)
※2.5.92にて修正されました
他にもセーブした直後に衣装が消えるとか、新規を2回選ばないとクリアされないなど、細かいバグも色々あります。ただ、使用上の致命的なバグは無いようなので、アップデートを待ちつつ使用したいと思います。
※他が治ってるので、治ってるかもしれません
posted by htmmovie at 11:28| Comment(0) | CG