2012年01月17日

2012年賀状 制作手順 その2

年賀状の続きです。

・Lightwave(10.1)レイアウトで、ラフの構図に合わせて狛犬と人間を置きます。
12011701.jpg
この際、人間は見える部分と着物のガイドになる手足のみにしてあります。
パースはキャラに合わせる事も出来ますが、今回は背景の階段などの位置を優先して決めました。

・位置とポーズを合わせたキャラクターを「変形状態のオブジェクトを書き出し」します。(表示サブパッチレベルを0にするのを忘れずに)
そのモデルをモデラーで開いて、その位置に合わせて着物をかなりざっくりモデリングします。
12011702.jpg
この段階で髪の毛も短冊で作りました。
ちなみに、今回顔と手の輪郭線をポリゴンコピー&反転技でやってみました。
DLDの記事書いて思い出したので)
モデラーでも輪郭を見て作業出来るのは便利です。

・服に干渉する部分だけを残してobjに書き出し、sculptris(Alpha6)に読み込み、ペタペタとシワを書き込みます。たのしいなぁ。
12011703.jpg
sculptrisの読み込みでエラーになる場合、ポリゴンが重なっている等、形状になんらかの問題があると思うので、チェックしてみて下さい。

・sculptrisからobjを書き出し、Lighwaveのモデラーでさっきのキャラクターに服だけ移植します。
Lightwaveレイアウトでキャラクターを読み込み、階段や石碑のモデルもラフに合わせて配置します。
12011704.jpg
階段の位置や大きさはレイアウトを見ながらモデラーで調整します。
Lightwave10から、Hub無しでもモデラーで保存したモデルが自動でレイアウトで更新されるので、ちょっと便利です。
今回階段のテクスチャは以前からある素材を使いましたが、石畳は近所のお寺に撮影に行って来ました。

・Lightwaveのノードを使ってキャラクターのトゥーンシェードの設定をします。
以前はrowRGBとdiffuse Shading、マスクを出してphotoshopで調整していましたが、VPRが付いてから最終出力を確認しながらノードの試行錯誤が可能になったので、静止画に関しては一発レンダーでかなりやっちゃう様になりました。

まず、着物等の単色のノード
12011705.jpg
Lambertの陰影情報をグラディエントで色と階調調整をしてカラーに入れてます。
今回は本来の陰影情報を無くすために自己発光を100にしていますが、グラディエントからのカラー出力をDiffuse Shadingに入力すれば、自己発光を使わなくても出来ます。(ラジオシティの場合とか発光の影響が関係する場合も有ると思うのでこっちの方がエレガントかも)

今回特に、シワを強調したかったので、アンビエントオクルージョンの効果も足しました。
12011706.jpg
Lambertの上に、Mixerで乗算で重ねてます。

顔等のテクスチャを貼っている所は、同じイメージのノードから明るい所用と暗い所用の色調整ノードに分けて、それをLambertにグラディエントをかませた物の陰影をopacityに入れて表現しています。
12011707.jpg
この図では色調整にdb&W様のフリープラグインノードを使ってますが、標準の「Tools>Color Tool」ノードでも十分使えると思います。
もっと階調を多段階にしたい場合などは、Lambertを色付きのグラディエントに繋いで、グラディエントの出力を、イメージに乗算などでMixerするのも良いでしょう。

・木と草を足してレンダリングします。
12011708.jpg
木も草も今までに作った物の流用です。
木はTreecageで2年前に作ったもの。(もうTreecageの使い方はすっかり忘れた)
草はvueで作った素材をレタッチした物を板にマッピングしてます。
今回はキャラの髪の毛、狛犬、木のマスクを出しておき、その部分だけphotoshopで色調整してます。

・で、完成。
おめでとうございます。
kurisNenga2012.jpg
posted by htmmovie at 14:21| Comment(0) | CG
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。