本来はオブジェクトをバラバラに動かすのに使う「Jitter Tool」には「Uniform」モードというのが有って、オブジェクト(繋がっているポリゴンの固まり)を個々に回転したり拡大縮小したり出来ます。
確か以前同じ様な動作をするスクリプトが有りましたが、動作が遅かったり、上手く動かなかったり(少なくともmacでは)しましたので、私としては嬉しい機能です。
「Jitter Tool」を選んで基準となるポイント(面)をクリックすると、そこの法線を基準にして移動、回転、拡大縮小が出来ます。


基準点に乗っ取って、個々のピボットを軸に回転出来ます。ピボットは「bottom」「center」「top」から選べます。
ただ、こういう円形に並んでいる物とかの場合

クリックした面の法線方向で回転してしまいます。

本当はそれぞれの底面を基準にしてほしい訳ですが、そこはオブジェクトがローカル座標を持ってないので無理なんですね〜
それに前記の「bottom」「center」「top」の位置も自動判別なんですが思ってるのとズレている場合も有ります。
とりあえず対処法として、ピラミッドを一個選択して「Jitter Tool」を選んで底面をクリック、また次のピラミッドを選択して「Jitter Tool」を選んで底面をクリック〜というのを繰り返せば底面を基準に同じだけ回転させる事が可能です。
ちょっと手間ですが、標準機能だけでやる事を思ったらずいぶん楽が出来ると思います。
Ver.5ではNURBSサーフェイスも搭載されるらしいので、楽しみです。
(14/11/25追記)
Mac版のみの症状らしいですが、LWCAD4.51をインストールすると、レイアウト(11.6.2)でのサブパッチ計算が激重になる現象が出ております。問題がプラグイン側かSDK側かが分からないのですが、現状は対処法は無さそうです…
※LWCAD4.51 mac版において、LWCADをインストールするとレイアウトでのサブパッチ計算が遅くなるという現象が出ております。Lightwave2015+LWCAD4.51の現時点でこの問題は解決されておりません。
mac版購入を検討されている方はご注意下さい。
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